ペットと暮らす住宅にオススメの床材はご存知ですか?松戸市の設計事務所がご紹介いたします。

こんにちは、テンダーハウスです。

 

おおよそ4分の1の世帯がペットを飼っていると言われる日本。

新築を考えている方の中には”ワンちゃんやネコちゃん、ペットと一緒に暮らす生活”

に憧れている方もいるでしょう。

室内飼いはコミュニケーションやスキンシップがたくさん取れ

体調の変化に気づきやすいといったメリットがあります。

一方で部屋にペットのニオイがついてしまったり

傷がついてしまうなどのトラブルが生じてしまうのも事実です。

その中でも、ペットと一緒に暮らす住宅を建てる際に考えたい1つは床材です。

ペットにとっては滑りやすくケガをしてしまうリスクの高い床材などもあります。

そこで今回はペットと飼い主、両者にとってより良い環境で過ごせる

床材選びのポイントをご紹介いたします。

 

🐱床材選びのポイント

 

【施工事例:三郷市I様邸】

 

🐶滑りにくい素材

 

ペットにとっての理想は滑りにくく弾力のある床材です。

一般的なフローリングは、特にワンちゃんにとって危険をはらんでいます。

ワンちゃんは走る際、地面に爪を立てて走りますが

一般的なフローリングですと爪を立てることができず

階段から下りる際などに滑ってしまい捻挫やケガをしてしまうことがあります。

また、肉球回りの毛が伸びていたり、肉球が乾いていたりする時は、特に滑りやすくなります。

対策として”滑らない床材を使用する”ことは根本的な解決策です。

ペットにオススメの素材はクッション材やコルク材、毛足の短いカーペットなどですが

フローリングにもこだわりたい方もいらっしゃると思います。

そこで表面が加工されたフローリング材があります。

部屋全体が滑りにくい素材で覆われる為、ペットが安全にどこへでも移動できるようになります。

 

🐶掃除のしやすいさ

 

ごはんの食べこぼしやトイレの周りなど、何かと汚れてしまうのがペットとの暮らしです。

ワンちゃんやネコちゃんは多くの品種で換毛期があり

飼い主は抜け毛に悩まされてしまうでしょう。

ネコちゃんは自分の毛を舐めてきれいにする習慣があり

毛玉として吐き戻すなど、ペットと一緒に生活を始めると頻繁な掃除は欠かせなくなります。

水拭きができる素材や丸洗いできるアイテムにすると

お手入れを楽にすることができます。

また、アンモニア臭を吸着して分解するタイプや

抗菌性能のある床材も販売されています。

いくら水拭きしても吸着してしまう汚れやニオイも

抗菌・消臭効果を持つ製品なら安心ですね。

 

🐶傷がつきにくい

 

傷はペットと一緒に暮らす上での悩みの1つですね。

できることならきれいな状態を長持ちさせたいですよね。

先述した滑りにくい床材など、ペット用の床材の多くは擦れ・傷に強いので

大型犬など力の強いペットを飼育する場合は、積極的に検討してみましょう。

また、ワンちゃんやネコちゃんは壁に体を擦り付けたり

爪を研ぐ行動が見られ、一般的なクロス壁ですと容易に削られてしまいます。

フローリングを壁まで貼る腰壁や、ひっかき等に強いペット用クロスを検討しましょう。

 

🐱ペット対応の床材

 

【施工事例:三郷市I様邸】

 

🐶クッションフロア

 

塩化ビニールでできており、裏にクッション材が取り付けられている床材をクッションフロアと言います。

走り回るペットの足音を軽減することができ、汚れがつきにくく

お手入れが容易であるため、飼い主にとってもストレスが少なくなる選択肢です。

耐水・抗菌加工がされた素材を選べば、更にお手入れがしやすいでしょう。

デザインも豊富で比較的安価で手に入る床材です。

ワンちゃんだけでなく、人が座った際に腰などが痛くなりづらいのも嬉しいポイントですよ。

また、使用するスペースに合わせて自由にカットできるので、扱いやすいのが魅力です。

但し、クッションフロアは熱に弱い為

床暖房と併用する場合には注意が必要です。

 

🐶タイルカーペット

 

ワンちゃんの足腰に優しく遮音性も期待できるのは

クッション性のあるタイルカーペットです。

1枚ずつ剥がせるタイプであれば、万が一汚れてしまっても

部分的に洗うことができるなど、お手入れがしやすいでしょう。

デザインやカラーの種類も豊富です。

比較的安価なので、摩耗した部分だけ入れ替えることも簡単にできます。

タイルカーペットを選ぶ際は、毛の部分が輪になっていないタイプを選択するようにしましょう。

また、カーペットはダニの温床となりやすいため

防ダニ加工がされている素材を選ぶと安心です。

更に、毛が絡まりやすく、コロコロや掃除機で吸ってもなかなか取れないため

毛足の長いものは避けることをオススメします。

 

🐶フロアタイル

 

塩化ビニールでできたタイルのことをフロアタイルと言います。

床が傷つきにくく耐久性にも優れていますよ。

表面がツルツルとしたものは掃除やお手入れがしやすいメリットがありますが

ワンちゃんの床での滑りにくさを重視するのであれば

ザラザラとした表面のものを選んでください。

タイルの質感がよりリアルに再現されているため

よりデザイン性を求めたい時にオススメです。

 

🐶ペット用フローリング

 

ペット用フローリングとは、見た目は一般的なフローリングと変わりないですが

滑り止め加工が施されており、傷や汚れに強い素材になっているので

メンテナンスフリーでかなり長持ちする床材です。

カラーバリエーションも部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができ

インテリアのイメージが損ないたくない方にオススメです。

大がかりな床リフォームはしたくないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような場合、現在使用している床を剥がすことなく

その上から手軽に貼れる製品もありますので、チェックしてみてください。

 

🐱まとめ

 

【施工事例:三郷市I様邸】

 

いかがでしょうか?

 

ペットと暮らす際に考えるべき”床材”についてご紹介させていただきました。

一緒に暮らすペットの種類や大きさ、持ち家か賃貸かによってもご希望が異なるのではないでしょうか?

ペットの移動や掃除に対応した床材にすることは

ペットの健康を守ることを可能にしながら

飼い主であるご自身の心身を守ることにもつながります。

更にもう1点お伝えさせていただきますと、ペットに優しい床材は

小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭にもオススメしたい特徴が揃っています。

ペットも含め、一緒に暮らす家族構成や年齢は時間の経過とともに変化していきますが

ご自身のためにもペットのためにも、1度検討してみてはいかがでしょうか?

 

テンダーハウスでは、ワンちゃんやネコちゃんのいるご家族の

ご希望を取り入れた設計・施工を自社一貫で承っております。

自由に出入りできるペットドアの設置など

どのようなご希望でもお気軽に松戸市の設計事務所 テンダーハウスまでお問い合わせください。