ロフトって秘密基地みたいでワクワクしませんか?♪松戸市の建築事務所がロフトのある家のメリットについてお伝えします!!

こんにちは、テンダーハウスです。

今日はまた肌寒い日になりましたね🥶

皆さま、気温の変化などで体調など崩しませんよう、十分お気を付けください。

 

さて、題名にありますがロフト付きの住宅に憧れている人は多くいらっしゃると思います。

・秘密基地みたい

・こじんまりして落ち着く

・自分だけの空間

というような印象はありませんか?

本日は、そんなロフトについてお話しさせて頂きます!

 

○ロフトとは?

 

ロフトは、屋根と天井の間の空間の事であり、建築基準法では【小屋裏物置等】と呼ばれています。

ロフトとみなされる条件には、主に次のようなものがあげられます。

☆余剰空間を利用したもので、用途は物入に限定する

☆天井の高さは、1.4m以下としなければならない

☆面積は設置する階の床面積の1/2以下未満としなければならない

☆建築物の延べ床面積には算入しない

☆小屋裏収納(ロフト)は階数に算入しない

☆軸組計算や構造計算の際には考慮する事

☆各自治体による制限有(自治体によって大分違います)

このような条件があります。

ロフトが活きる家としては、スペースが限られており、収納などで空間を有効活用したい家があげられます♪

賃貸住宅などでは、ロフトが寝室になっている部屋はよく見かけますね😊

 

【施工事例:柏市M様邸】

 

○ロフトのメリット

 

☆限られたスペースを有効に活用する事が出来る

ロフトを設ける1番のメリットと言えるのが”限られたスペースを有効活用出来る”事ではないでしょうか?

特に、収納するスペースを取れない時は、屋根~天井の間といったデッドスペースは収納に最適となります。

実際の床面積に加えて+αのスペースがあるのは嬉しいですね✨

特にコンパクトな敷地で家を広げたくてもこれ以上広げられない、という場合はロフトがあるととても重宝します。

☆部屋が広く感じられる

部屋の中にロフトを作った場合、部屋とロフトが一体になり部屋が広く見えるようになります。

また、天井が低いとロフトに上がれなくなってしまう為、必然的に天井は勾配天井にする必要が出てきます。

部屋に大きな開放感を持たせる事ができ、ロフトからも下階への眺めを楽しむ事が出来ます。

☆床面積に算入されなくて済む

最初の【ロフトの条件】がしっかり当てはまっている場合は、ロフト部分は法定床面積に算入されなくて済みます。

逆に、ロフトとしてみなされない場合は、3階建てとしてその床面積分もカウントされてしまう為、

固定資産税などの費用が多くかかってしまいます。

3階建てになる場合は、構造計算が必須であったり、防災避難規定に該当したものにしないといけない為、

そのような事が必要ない点がロフトならではのメリットと言えそうです。

☆アイディア次第で使い方が広がる

収納目的で使われる事の多いロフトですが、その他の使い道を考えてみるのも楽しいです♪

例えば趣味の部屋として使ったり、リビングと一帯にしてお子様の遊び場にするのも良いですよ😊

また、書斎として使う方法もあります。

余剰空間として、楽しく活用方法を考えていく事が出来ます。

 

○ロフトのデメリット

 

☆屋根に近い分、熱がこもりやすい

ロフトは小屋裏という1番屋根に使い場所に作るケースが多く、屋根に近い分だけ熱がこもりやすくなるデメリットがあります。

収納以外の用途でロフトを考えている場合は、換気や空調設備などの暑さ対策もしっかりとしておく必要があります。

屋根の断熱材も高性能なものにする事によって、夏の暑さを遮断する効果があると言われています。

☆工事費用がかかり、ローコストとは言えない

天井裏のスペースとは言え、ロフトは1部屋作るのと同等な費用がかかると言われています。

人が立ち入れるスペースにする為、内装はもちろん、ロフトへ上がる階段も含めるとロフトを作るのに坪単価と同じくらいのコストが必要になります。

その為、場合によってはロフトを作るよりも家を広げてしまった方が良いのではないか?

というケースも見かけます。

☆天井がかなり低いロフトもある

天井までの高さが1.4m以下という事もあり、多くの人はかがまないといけない為

圧迫感も感じやすい環境になります。

ロフトは最高で1.4mの天井高となり、1.4mの天井高が確保されているわけではない為、天井高が1mを切るケースもあります。

その為、どれだけ天井高が取れるかはロフトを作るなら必ず確認しておきたいポイントになります。

※普通の部屋は最低の天井高が法律で決まっている。

梯子で上がり下がりするという事もあり、使いづらいと使わなくなって放置されてしまう事も多いです。

☆物の出し入れや掃除が大変

ロフトは収納で使われる事が多いですが、固定されていない梯子を使って物の出し入れをする事になる為、

物の大きさによっては転倒の不安を感じる事になります。

ロフトに上がってからも、天井の高さが1.4m以下という事もあるのでかがんで入れる事になります。

掃除についても、掃除機をかける事も容易ではありません。

 

以上のような大変な部分も踏まえた上で、ロフトは本当に必要かどうか、

ロフトを使うのが手間に感じないか、という部分を1度しっかりと考えてロフトを有効活用するように作る事が大切です。

 

○ロフトの活用術

 

【施工事例:柏市M様邸】

 

☆物置としてロフトを使うケース

物置としてロフトを使う場合、デメリットでもあげたように”梯子の上がり下がり””物の出し入れ”が大きな負担になります。

梯子を固定された物にしたり、階段を設置したりするとロフトの条件を満たさなくなりますが

【階段型収納(収納階段・ロフト階段とも呼ばれています)】を設置する事で

安全にロフトへ上がることが出来ます♪

☆書斎や遊び場スペースとしてロフトを使うケース

ロフトを有効活用する為には、リビングにロフトを設けると良いとされています。

お子様の遊び場スペースとして使う場合には、下階に家族がいる事でお子様もロフトに行きやすくなります。

また、下階からもロフトにいる人の気配が分かる事で、安心する事も出来ます。

 

○ロフトの注意点

 

個室にあるロフトは中途半端な物置と化してしまいやすい傾向があります。

その為、個室にロフトを作る場合、どちらかと言えば部屋が狭いのでどうしても寝る場所や

物を置く場所を確保したいといった場合くらいに留めておく事が無難です。

逆にリビングにつながったロフトはかなりの確率で有効活用されています。

メリットでもお伝えしましたがリビングとロフトがつながっていると、リビングもロフトも広く見えて開放感があり、

更にロフトからリビングの眺めも良い為、ロフトに求心力が出ます。

その為、ロフトに行く事が増えて価値のあるロフトになる事が多くなります。

 

いかがでしょうか?

 

デッドスペースの有効活用というのがロフトの大きなメリットと言えますが、開放感や多様な用途、

床面積不算入によるロフトならではのメリットをお伝えいたしました。

一方で、熱がこもる、ロフトへの上がり下がりが大変、ローコストではない、などのデメリットもあげられます。

ロフトの価値は作り方と、ロフトの特性をどれだけ知っているかで変わってきます。

ロフトを作る際はよく検討した上で、ご自身に合ったロフトを作る事が大切です。

 

松戸市にある設計事務所 テンダーハウスでは、大工経験のある一級建築士監督のもと、設計から施工まで自社一貫性で承っております。

月に一度の無料相談会も開催しておりますので、お気軽にご相談下さい。

また、新築住宅のみではなく、住宅・店舗のリフォームやリノベーションも承りますので是非お問い合わせください!!