ご家族とのコミュニケーションを取りながらお料理をしませんか?松戸市の設計事務所テンダーハウスが対面キッチンについてお教えします!!
こんにちは、テンダーハウスです。
今回は対面キッチンのメリットとデメリットについてお話しさせて頂きます。
対面キッチンとは、リビングと壁で仕切られていない開放感あふれるキッチンスタイルの事を言います。
リビング・ダイニングと対面する間取りなので、テレビを見ながら料理をするなど何かを楽しみながら作業をする事が出来ます。
一口に対面キッチンと言っても、様々な種類のレイアウトがあるのをご存知でしょうか?
対面キッチンのレイアウトと種類
🍳キッチンが空間の主役となるアイランドキッチン
”アイランドキッチン”とは、キッチンを壁から離し島の様に独立した場所に設置したキッチンレイアウトの事です。
空間デザインを考える上でもキッチンが大きな役割を果たすレイアウトで
オシャレなデザインや開放感があることから人気が高いキッチンです。
四方からキッチンを囲むことが出来る為、動線をうまく活用して複数人で調理をする際にも便利です。
🍳省スペースで設置できるペニンシュラキッチン
【施工事例:松戸市O様邸】
”ペニンシュラキッチン”とは、左右の一方が壁に接している対面キッチンの事です。
左右の一方が壁に接している為、アイランドキッチンよりも動きが制限されます。
しかし、基本的にアイランドキッチンほどのスペースは必要ありません。
壁側にコンロを設置する場合が多いため、油はね対策としてコンロ前だけに壁を作っても
開放感が損なわれることなく、使い勝手を上げる事が出来ます。
🍳シンプルなI型キッチン
”I型キッチン”とは、【シンク・コンロ・調理台】が横一列になっているキッチンの事です。
対面キッチンのレイアウトとしては一番多く用いられています。
キッチンの正面にカウンター(腰壁)が設置されています。
カウンターはありますが、ダイニングにいる人とのコミュニケーションは取れる為、対面キッチンの一つとされています。
🍳作業効率の高いセパレートキッチン
”セパレートキッチン”とは、II型キッチンとも呼ばれ、コンロとシンクが異なるキッチン台に
分けて設置されているキッチンレイアウトです。
シンクがついた台とコンロ台が分かれている為、体の向きを変えるだけで反対側のキッチン台に向くことができ、
動線が短くなり効率的に作業が出来ます。
また、分かれている為間取りを自在にすることが可能ですがその分スペースが必要です。
🍳収納や作業スペースの広いL型キッチン
”L型キッチン”とは、キッチンが横一直線ではなく、L字型に曲げた対面キッチンの事です。
一般的なL型キッチンではシンクとコンロが90度で向き合う様に配置されています。
また、作業スペースを広く取ることが出来るのもL型キッチンの特徴に一つです。
対面キッチンのメリット
🍳家族やゲストと会話しながら家事が出来る
一般的な壁付けキッチンの場合は、リビングやダイニングにいる家族や友人とコミュニケーションが取りづらく
1人で孤立して作業する事が多いと思われます。
一方で対面キッチンは正面に壁などがないオープンな間取りの為、家族やゲストと会話をしながら家事をする事が出来ます。
また、リビングにいる家族の様子を見ながら調理が出来る為、小さなお子様がいるご家庭でも安心して料理をする事が出来ます。
🍳キッチン内で動きやすく家事がはかどる
壁付けキッチンの場合は横移動で作業しなければなりませんが、
対面キッチンは前後にも動ける為作業がしやすく家事がはかどります。
更に作業スペースを広く取れるのも対面キッチンのメリットです。
🍳開放感のあるキッチン空間になる
【施工事例:野田市Y様邸】
対面キッチンは壁付けキッチンと比べて開放感があるのが特徴です。
目線の先が空間の広がりのあるリビングやダイニングの為、開放感を感じられます。
また、対面キッチンにリフォームする際、なるべく開放的な空間にしたいとお考えの方は
アイランドキッチンのレイアウトを選択してみてはいかがでしょうか?
ただし、アイランドキッチンを設置するにはある程度のスペースが必要になります。
その為、間取りの制限を受けずに開放感を出したい方は、ペニンシュラキッチンを選ぶと良いでしょう。
🍳食事の配膳や後片付けがしやすい
壁付けキッチンとは違いリビングやダイニングに向かってキッチンがある為、
作った料理をそのままダイニングに運びやすく配膳が効率的になります。
料理した人が食事をカウンターに置き、その他の人が食事を運ぶといった形でご家族みんなで食事の準備が出来ます。
また食後の食器を片付けやすいメリットもあります。
対面キッチンのデメリット
🍳調理の匂いが広がりやすい
対面キッチンは、ダイニングと部屋の空間を同じくしている為
隔てるものが少なく調理の匂いが広がりやすいデメリットがあります。
消臭効果のある【漆喰】や【珪藻土】の壁にリフォームする事で、匂いの問題解消につながります♪
🍳油はね・水はねに注意が必要
対面キッチンでアイランドキッチンを選んだ場合は調理台の前に壁がない状態になるので、
油はねや水はねに注意が必要になります。
油はねや水はねの対策として、油はねガードを購入するのも一つの対策になります。
🍳通路幅が狭くなってしまう
キッチンとその周りの通路幅を確保する必要がある為、壁付けキッチンと比較した際
より広い設置スペースが必要となります。
イメージだけで対面キッチンを選んでしまい「思っていたよりもリビングが狭くなった」と
後悔しないように、検討段階でレイアウトや配置イメージを決めておきましょう。
通路幅は女の人が一人で使用するなら約80㎝以上、他の人たちと一緒に使うなら約110㎝のスペースを確保すると、作業しやすい空間になります。
🍳開放的な為、手元が隠せず生活感が出てしまう
対面キッチンはスタイリッシュな印象を与える一方、周囲からキッチンが丸見えになるといったデメリットがあります。
お客様にキッチンを見られたくない人や、調理中に手元を見られたくない人は注意が必要です。
手元を隠したい人はカウンターと腰壁を取り付ける【ステップ対面式キッチン】にしてみてはいかがでしょうか?
腰壁があることで作業スペースを隠すことができ、調味料などを片付けられるスペースを確保する事も出来ます。
また、手元を隠せる高さのオープン棚を設置するなども一つの方法です。
正面と左右に立ち上がり壁を取り付ければ、ダイニングから作業の様子が見えにくくなります。
棚の部分は収納として使える他、飾り棚としても活用出来ます。
対面キッチンのリフォームの際に押さえておきたいポイント
【施工事例:流山市O様邸】
🍳収納スペースを確保しておく
壁付けキッチンから対面キッチンにリフォームすると、収納スペースが減ってしまう事があります。
その為、キッチンカウンターの下のスペースを有効活用し、収納棚を作るのがオススメです!
しかし注意をしておきたい事があります。
例えば吊戸棚を設置すると対面キッチンに収納スペースを確保する事が出来ますが、
その分空間の開放感がなくなります。
吊戸棚の有無で後悔する人もいる為、どちらが自分の希望かを改めて考えてみてはいかがでしょうか?
🍳最適な高さ・幅のカウンターを取り付ける
対面キッチンにカウンターを設置する時には、役割によってカウンターの幅と高さを決めていきます。
手元を隠すために設置するなら約100㎝、カウンターテーブルとしてなら約85㎝の高さにすると使い勝手がいいです。
なお、収納棚を設置したり、カウンターに椅子を置いたりする場合は、それも考慮しながら高さを設定しなければなりません。
キッチン台に立つ人の身長を踏まえて考える必要もある為、施工会社に相談をしながら決めると良いでしょう。
また、キッチンカウンターを設置する際、置きたい物がある場合は置きたい物の大きさを確認し
最適な大きさの物を選択してカウンターを取り付けましょう。
🍳キッチン選びは、設置スペースや掃除のしやすさも考慮する
リフォーム・リノベーションを行う場合は、配管の関係から以前のキッチンスペースと異なる場所への設置が難しい事もあります。
理想のキッチンを取り入れるにはどのくらいのスペースが必要かを想定し、給排水の位置変更が可能かは施工会社のアドバイスを聞きながら
現状と照らし合わせて選ぶことが大切です。
対面キッチンは前に遮るものがない為、床汚れや油はねなどが広範囲に及びがちです。
調理の後にキッチン周りを拭きあげれば綺麗な状態を保てますが、
毎日のお手入れが苦手な人は掃除のしやすさも重要なポイントとして考えておきましょう。
対策としては、水や油が飛ばないようにキッチン台の奥行きを広めに確保したり、
煙を集める力が強い換気扇を設置する、コンロ前にパーティションを立てるなど、
お手入れのしやすいキッチン設備を取り入れることも有効です。
いかがでしょうか?
新築住宅を検討中の方は、理想のキッチンの具体的な希望や条件などが浮かびましたでしょうか?
また、リフォームやリノベーションを検討中の方は、メリットやデメリット、対策など参考になりましたでしょうか?
松戸市にある建築事務所テンダーハウスでは、新築住宅工事以外にも大規模なリノベーション工事から
小規模のリフォーム工事まで一級建築士監督のもと自社一貫性でお伺いいたしております。
また、月に一度の無料相談会も開催しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。