緑がある事でお庭の印象が良くなります!人気がある芝生のお庭について松戸市の設計事務所が解説致します!!

こんにちは、テンダーハウスです。

今日はとても暖かく、昨日までの冷え込みが嘘のようでしたね。

 

住宅を建てる際、ほとんどのお家にはお庭が作られます。

価格を抑えるなら土や砂利、雑草が生えるのが嫌ならコンクリートで固めるなど

お客様の必要に応じて仕上げを変える事が出来ます。

その中でも圧倒的に人気なのが芝生です!!

お庭に芝生があれば、お子様が走り回っても安心ですし

緑がある事でお家の印象が良くなる事は間違いありません。

しかし、多くのお客様がその芝生を植物である天然芝にするか、合成樹脂で作られた人工芝にするか、で悩まれてると思います。

そこで今回は、天然芝と人工芝の特徴と比較を松戸市の設計事務所・テンダーハウスがお話しさせて頂きます。

 

🍃天然芝とは?

 

天然芝とはイネ科の多年草の事です。

植物なので日々成長し、季節によって天然芝の表情が変化していきます。

日本の庭に多く使用されている天然芝は日本の気候に適した芝生です。

芝生と言えば天然芝!!と思われている方も多いと思います。

 

🍃天然芝のメリット

 

・施工費用が安い

天然芝はお庭の仕上げ素材として1番安いです。

特に面積の広いお庭のお宅は天然芝にする事によって費用をかなり抑える事が出来ます。

金額は人工芝と比べると約1/10!!!

コストを抑えたい方にはオススメです✨

 

・天然芝ならではの質感

天然ならではの心地よさがあり、素足で歩いても気持ちがいいです。

寝そべってもふんわり…😌

お子様もペットも安心して走り回れますね♪

 

 

・リフォームをする際にも簡単

「芝が飽きた」「生活スタイルが変わり、違う素材にしたい」「花壇を作りたい」

などリフォームを検討する際にも、芝生は簡単に剥がせる為やり替えも難しくありません。

今は何をするかまだ検討中だけど、将来的にお庭を作り変えたいなどのご要望のある方は

まず芝にしておいて間違いはありません。

 

・土のままより断然芝!

費用はかけたくないからとりあえず土のままで、という方も多いですが”土のまま”には多くのデメリットがあります。

など、何もしないでいても手間がかかる事が増えます。

そんな時は是非、価格の安い芝または砂利を敷いておく事をオススメします!

 

🍃天然芝のデメリット

 

・お手入れが想像以上に大変

天然芝はお客様の想像以上にメンテナンスが必要です。

5月~11月にかけて芝は成長期に入る為、月1~2回は芝刈りをする必要があります。

1番芝が伸びる【生育最盛期】の7月・8月には1日で約2㎜も芝が伸びる為、月2~3回は芝刈りが必要です。

また、綺麗な芝を保つ為、春にはエアレーションという空気を地中に送り込む作業と肥料の散布が必要です。

 

エアレーション:栽培中に土を耕したりする事が出来ない芝の為に穴あけ作業を行い通気性や透水性の改善を図るものです。

エアレーション用の器具があるので、それを利用しましょう。

 

※芝刈りをさぼると…

芝は生長点が根本の茎の近くにあります。

長期間芝刈りを怠ると、葉の部分だけでなく茎の部分も伸びてきます。

その為、例えば5㎝に伸びた茎を2㎝の刈高で刈り込むと、生長点のある茎の部分まで一緒に切り落としてしまいます。(軸刈り)

すると、葉も生長点もなくなった茎は、貯蔵養分があれば脇芽が伸びてきますが

貯蔵養分がなければ枯れてしまいます。

7月以降に上記の状態になると、再生力が極端に低いので枯れてしまう可能性が高いです。

もし伸ばしてしまった場合は、一気に低く刈り込まず時間を掛けて徐々に低くしていきましょう。

 

・冬は枯れたようになる

芝生は冬場休眠に入る為、茶色くなります。

一見枯れたようにも見えますが実は枯れていません。

【青々とした憧れの芝生のお庭】は実は春から夏限定なんです!!

 

・ペットがいつも走り回る所は剥げてくる

芝生のお庭でのびのびと走り回るワンちゃんの嬉しそうな様子は飼い主にとっても嬉しい事ですよね。

ですが、いつも同じ所を走り回ると、その箇所だけが剥げて土の面が出てきてしまいます。

いつの間にかワンちゃんも泥だらけになるような…😔

庭を走り回るのが好きなペットがいるお宅だと、均等に芝を保つのが難しくなるかもしれません。

 

🍃芝の年間管理表

 

・3月

茶色かった芝が徐々に青々としてきます。

この時期に芝の貼り替えなどの補修をすると良いです。

新たに入れ替えた芝も根付きやすい時期になります。

 

・4月

肥料を月1回1平米当たり20g程度与えます。

この時期からの育ちに差が出てきます。

また、地面の凸凹を埋める目土入れもこの時期がオススメです。

 

目土入れ:擦り切れにより表面に露出した茎の保護、凸凹の補修などの為に行います。

芝上に洗い砂や目土用の土を撒いて行います。

 

・5月(この月から本番)

この月に入ってからは月1~2回(2週間に1回程度)芝刈りが必要になります。

極端に乾くようなら水やりもしてあげましょう♪

肥料を月1回1平米当たり30g程度与えます。

 

・6月

先月同様、月1~2回(2週間に1回程度)芝刈りが必要になります。

雨が続き、芝の間からキノコが顔を出す事がありますが、芝の育成には問題ありません。

この月も肥料を月1回1平米当たり30g程度与えます。

 

・7月・8月(芝の育成最盛期)

月2~3回(2週間から10日に1回程度)芝刈りが必要になります。

きちんと肥料が施されていると、芝は1日に約2㎜伸びます。

刈り込みを行う事により、茎の数が増えて密度の高い芝生になります。

また、晴天が続いて乾燥がひどいようでしたらたっぷりと水をやりましょう。

この月も肥料を月1回1平米当たり30g程度与えます。

この時期にエアレーションを行うと良いです。

 

・9月

通常最盛期は過ぎますが、月1~2回(2週間に1回程度)芝刈りが必要になります。

この時期から肥料が必要なくなります。

※肥料をあげすぎると雑草が育ってしまいます。

 

【施工事例:柏市M様邸】

 

・10月

今度は休眠期に向けての処置を行います。

10月上旬にシーズン最後の芝刈りを行いましょう。

これ以降は来春まで芝刈りはお休みになります。

芝が少し長めの状態で冬枯れを迎えた方が、雑草の発生も少なく擦り切れにも強くなります。

 

・11月~12月(芝の休眠期)

放っておいても大丈夫です。

尚、この時期に雑草取りをしておくと春に楽です✨

 

🍃人工芝とは?

 

人工芝は、芝生に見えるようにポリエチレンやウレタンなどの合成樹脂で作られた資材の事です。

毛足の短い物から長い物、よりリアルな見た目の人工芝など様々な種類があります。

人工芝は見た目がちょっと…と思われている方も、近年の人工芝を見ると考えが変わるかもしれません。

 

🍃人工芝のメリット

 

 

・いつでも美しい緑色の芝を楽しめる

いつでも美しい緑色の芝を楽しめるのは、人工芝の大きな魅力です。

人工芝は正しく施工すれば雑草も生えにくいので、雑草で庭の景観が乱れてしまう心配もありません。

【自然を感じさせる緑色】が好きなら、人工芝はピッタリです。

 

・日々のお手入れがほぼ不要

人工芝は天然芝のお手入れと違って、日々のお手入れがほとんど必要ありません。

完全にゼロではありませんが、掃除機かほうきをかける程度です。

「日々のお手入れがめんどくさい」「お手入れをする時間があまり確保できない」

という場合は、人工芝がオススメです✨

 

・維持費がほとんどかからない

維持費がほとんどかからないのも人工芝のメリットです。

天然芝のお庭の場合、芝刈り機や除草剤、肥料などの維持費用が掛かります。

しかし、メンテナンスがほぼ不要な人工芝ではこのような費用は必要ありません♪

さらにお手入れの手間や時間もコストと考えると、維持費の差は更に広がりますね😊

 

・雑草が生えにくい

人工芝を正しく施工すると、雑草が生えにくくなります。

人工芝の施工の際に雑草を根本から抜き除草シートも敷くので、施工前よりも雑草が減ります。

この為「雑草がボーボーのお庭になってしまった」という心配もありません。

 

・虫が出にくい

虫が出にくいのも人工芝のメリットになります。

先述の通り人工芝を正しく施工すると雑草が減る為、虫の餌もなくなります。

また、下地材の材質によっては、そもそも虫が生活できるような材質でない物もあります。

このような理由から人工芝を敷くと虫が減ります。

 

・泥や土で汚れず清潔に遊べる

寝転んだりはしゃいだりして泥や土で汚れないのは人工芝のメリットです。

何でしたら軽い雨の日でも遊べます!(もちろん正しく施工されている場合に限りますが)

小さなお子様がいる場合は、なかなか大きなメリットではないでしょうか?

 

・陽当たりの悪い場所にも敷ける

人工芝は日光で芝を育てる必要がないので、陽当たりの悪い場所にも敷く事が出来ます。

一方で、天然芝のお庭の場合、陽当たりが悪いと苦労するかもしれません。

陽当たりの悪いお庭の場合も、人工芝はオススメです🤩

 

🍃人工芝のデメリット

 

・季節感を感じにくい

1年中綺麗な緑が楽しめるのは人工芝のメリットですが、ある意味季節感を感じにくいとも言えます。

「冬は枯れた方が好み」というのであれば、人工芝は向いていないかもしれません。

ただ、これに関しては個人の好みなので、メリットにもデメリットにもなり得ます。

 

・初期費用がかかる

人工芝は【人工芝本体の費用+施工費用+材料費(下地材、除草シートなど)】が初期費用としてかかります。

その分施工後の費用や手間はかかりませんが、初期費用は天然芝などのお庭と比べてやや高額になります。

 

・8~10年程度で芝の交換が必要

人工芝の耐用年数は大体8~10年程と言われています。

手入れの行き届いた天然芝と比べると寿命は短めですし、張り替えが面倒に感じるかもしれません。

ただし人によっては「8~10年に1回お庭を一新出来るいい機会」と、ポジティブに感じている方もいます。

因みに上記はあくまでも一般論で、DIYの場合は1~3年で寿命が来る事も多いです。

逆に専門業者が施工した場合は+1.5年程度長持ちすると言われたりします。

 

・長年使うにつれて芝の毛が寝しまう

人工芝は使用するにつれて、どうしても芝の毛が寝てしまいます。

(程度の差はありますが、どんなに質の高い人工芝を使っても徐々に寝てしまう)

ただ、これに関してはある程度対策が可能です✨

デッキブラシで逆の方向にブラッシングをすれば、毛を起こす事が出来ます。

それでも直らない場合は、ドライヤーで温風をかけながらブラッシングをすると、温風で毛が立ちやすくなります。

 

・そこまで耐熱性が高いわけではない

人工芝は熱に対してそこまで強くありません。

大体の場合110℃程度までの熱なら耐えますが、それ以上の温度だと溶けてしまう可能性が高いです。

ただ、耐熱性を不便に感じるのはBBQをする時くらいではないでしょうか?

BBQについてもシートなどの道具を用意すれば対策が出来ます。

 

【施工事例:柏市M様邸】

 

🍃天然芝のオススメポイント

 

🍃人工芝のオススメポイント

 

いかがでしょうか?

 

天然芝や人工芝にはそれぞれメリット・デメリットがある事を踏まえて、お庭の検討をする事が必要となります。

初期費用を抑えたい・お手入れの時間があまり取れない、などご自身の理想に合った芝生を想像するお手伝いは出来たでしょうか?

 

松戸市の設計事務所・テンダーハウスではお客様一人一人のご希望に沿った設計・施工を承っております。

また月に1度、ご好評頂いております無料相談会も開催いたしております。

是非、松戸市の設計事務所・テンダーハウスまでお気軽にお問い合わせください。