おうちでできる簡単なキッチンのお手入れ方法

こんにちは。松戸市の一級建築士事務所 tender house です。
毎日使うキッチン。だからこそ、キレイな状態を保ちたいですよね。
また口に入るものを扱う場所なので、安全にお手入れをしたいという方も多いと思います。そこで今回は、重曹とクエン酸を使ったおうちでできる簡単なキッチンのお手入れ方法をご紹介します。

●重曹を使用したお手入れ●
重曹の別名は「炭酸水素ナトリウム」。ふくらし粉に使われていて、体の中にも存在する成分なので、キッチンのお手入れにも安心ですね。「弱アルカリ性」なので、油汚れに効果的なのです!

◇準備
重曹を「粉末」「ペースト」「スプレー」のように、汚れに合わせて使い分けると便利です。
・ペーストの場合
重曹と水を2:1の割合で混ぜる。
・スプレーの場合
水200mlに重曹小さじ2杯を混ぜてスプレーボトルに入れる。

◇シンク(油汚れ)
濡らしたシンクに重曹を振りかけ5〜10分置いた後に、スポンジで軽くこすり、水で流します。

◇換気扇、レンジフード
取り外せる部品は、ペーストやつけ置きでお手入れを行います。
重曹ペーストを、外した各部品の汚れの気になる部分に塗って15〜30分ほどつけ置きし、布やスポンジで拭き取ります。1回で取れない汚れは、複数回塗ると良いでしょう。それでも取れない汚れは、つけ置き掃除を行いましょう。
容器に各部品が浸かるくらいの50度前後のお湯と、100gの重曹を入れ、10〜20分程つけ置きをした後、部品をスポンジや歯ブラシで軽くこすり、拭き取ります。
取り外すことの出来ないフード部分などは、重曹スプレーを吹きかけて布で拭きます。それでも取れない汚れは、スポンジにスプレーをかけて気になる部分に塗り、ラップを貼って時間を置くと良いでしょう。最後に乾拭きをして、お手入れ完了です。

◇ガスコンロ
汚れのこびりついた五徳は、重曹と熱湯で汚れを落とします。
水1Lに重曹大さじ5杯の割合で作った重曹水と五徳を鍋に入れ、強火で沸かして沸騰するまで待ちます。沸騰したら火を止め、ぬるま湯程度になるまで放置しましょう。その後五徳を取り出し、スポンジなどで水洗いをします。
バーナー部分はまず歯ブラシなどでゴミをかき出し、スプレーをかけた布で拭き取ってよくすすぎます。天板には重曹を粉のまままぶし、15分程置いた後に固く絞った布などで拭き取って掃除します。

●クエン酸を使用したお手入れ●
クエン酸とは酸味、すっぱい成分のことで、レモンやグレープフルーツ、梅干しなどの食品に含まれます。「酸性」のため、水垢などの汚れに効果的です。

◇ 準備
クエン酸の粉末をスプレーにすると使いやすいのでおすすめです。
・スプレー
水500mlにクエン酸大さじ2杯を混ぜてスプレーボトルに入れる。

◇シンク(水垢)
水垢の気になる部分をキッチンペーパーで覆い、スプレーを吹きかけて30分〜2時間放置します。その後スポンジでこすり、水でよく洗い流すことで水垢を落とすことが出来ます。

◇水栓
キッチンペーパーにクエン酸を浸し、気になる部分を覆い、その上からラップをして20〜30分放置します。その後スポンジでこすり、洗い流して乾いた布巾でしっかりと水気を取りましょう。

◇排水口
排水口掃除には重曹とクエン酸の混合液を使います。重曹120g、クエン酸9g(大さじ1杯)、お湯100ccをボールに入れて混ぜ合わせ、混合液を作りましょう。
排水口の中に溜まっている水をスポンジで吸い取り、吸い取った水をパイプの中に絞り捨てた後、作った混合液を排水口に流し込み、5分程おきます。泡立ちがなくなったらお湯で混合液を洗い流すことで汚れが落ちます。汚れが残る場合は、スポンジで軽く擦ると良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。
こびりついた汚れはなかなか落ちにくいですが、こまめに掃除をすることでこびりつく前に取り除くことが出来ます。キレイなキッチンを保つことで毎日のお料理も楽しくなること間違いなし♪ 是非上記のお手入れ方法を試してみてください。