汚れや腐食に強くお庭に高級感のある印象を与えてくれるタイルデッキについて松戸市の設計事務所が解説致します!!
こんにちは、テンダーハウスです。
昨日今日と暖かく過ごしやすい日が続きますね。
市内の小学校は今週、運動会の所が多いのでこのまま週末も天気が持ちこたえてくれると良いですね。
エクステリアをモダンな印象に演出してくれるタイルデッキ
汚れや腐食に強く、独特の高級感を持つタイルデッキはエクステリアに設置する事で生活をより豊かにしてくれます。
そこで今回は、タイルデッキについてお話しさせて頂きます。
○タイルデッキとは?
1階の庭部分に取り付けるタイル張りのデッキの事を指します。
BBQやお家カフェ、お子様のプールや洗濯物を干すスペースなど様々な用途に使われます。
視覚的にリビングを広く見せたり、庭をオシャレに見せる効果もあります。
掃き出し窓に隣接させる事でリビングを繋ぎ、くつろぐスペースとして利用する事が多いです。
タイルデッキの工事はセメントで出来た土台の上に接着剤を塗り、タイルを敷き詰める方法で作られます。
ウッドデッキより工事費・材料費がかかりますが、タイルデッキは耐久性の高さとデザイン性で人気が高いです。
○タイルデッキのメリット
メンテナンスが少ない
ウッドデッキに比べてタイルデッキは、メンテナンスがあまり必要ありません。
汚れが気になった場合、タイルデッキに水をかけるだけで綺麗になります。
万が一油汚れなどが付着しても耐久力も高い為、水や洗剤とデッキブラシを使ってゴシゴシ擦っても問題ありません♪
もちろん使い続ければ割れたりもするでしょうが、部分的に直す事も出来ます。
ウッドデッキのように湿気にやられたり、虫が集まりやすい・棘が出てくる、といった面倒な事がありません。
エクステリアに高級感が演出できる
タイルデッキをエクステリアに設置すると高級感が出ます。
カジュアルな印象のウッドデッキと比較するとタイルデッキはリッチな印象になります。
艶っぽいタイルデッキの場合はアットホームで木の風合いを楽しむ事が出来ます。
BBQなどが行える
タイルデッキがあると、BBQやお子様のプール遊び・お家カフェなどが出来るようになります。
もちろんコンクリートでもこういった事を行えますが、タイルデッキの方が見た目もオシャレで気分的に楽しめます。
机や椅子を置いたり、日傘などを飾るとムードが出ます。
様々なタイルで自由なデザインを選べる
タイルデッキは豊富な品揃えも魅力の一つです。
タイルにはシンプルな無地に加えて、木目・大理石・テラコッタなど多種多様のテスクチャー・サイズがあります。
アクセントとして組合せて貼る事も出来ます。
自分の思い通りのエクステリアが実現出来ると思います。
○タイルデッキのデメリット
施工に時間がかかる
タイルデッキは、施工に時間がかかる事がデメリットです。
ウッドデッキなら1~2日で設置が完了する所を、タイルデッキの場合は1週間程度かかります。
設置に時間がかかる理由は、基礎工程が必要になるからです。
タイルデッキを設置する為には、まず掘削をしてコンクリートを流し込む必要があります。
タイルを貼る為にコンクリートが固まるのを待たなければならないので時間がかかります。
濡れていると滑りやすい
タイルデッキはお子様を遊ばせるスペースとしても人気ですが、天候によっては滑りやすくなります。
特に雪が積もっていると、お子様が滑るので一人では歩かせられません。
雨でも走ったりすると転倒しやすいです。
滑りにくい外履きを使用したり、滑り止め仕様のタイルを使用したりするなど転倒しない工夫をしましょう!
雪の多い地域に住んでいる場合は、タイルに雪が積もらないようにテラス屋根の設置を検討してみましょう。
使い勝手が悪くなる場合がある
タイルデッキは庭の広さによっては、逆に全体の使い勝手が悪くなる場合があるので注意しましょう。
特に庭が狭いのに無理にタイルデッキをつけた場合です。
例えば【4m×4m】の庭のスペースがあるとします。
BBQを出来ない事もないスペースですが、ここに【2m×2m】のタイルデッキを設置すると
中途半端な状態で区切りが出来てしまい使い勝手が悪くなってしまいます。
この広さであれば、デッキを付けずに広々と使った方が使い勝手がよく感じるはずです。
タイルデッキを設置すると地面と段差が出来る為、狭いスペースだと全体が有効活用出来なくなる場合があります。
温度の影響を強く受ける
タイルデッキは、ウッドデッキを比べると温度の影響を強く受けます。
特に夏場のタイルは表面が30度前後の高温になります。
ウッドデッキも同様に熱くなりますが、タイルは更に床面の温度も高くなります。
逆に、冬場は素足で立っていられない程冷たくなる為、外履きを用意しましょう。
1年を通して素足でデッキに出入りしたいなら、温度の影響を強く受けるタイルはデメリットに感じるかもしれません。
○人気タイル素材
大理石調のタイルデッキ
大理石調のタイルデッキは高級感のある雰囲気を演出します。
本物の大理石は水に弱く外では使えませんが、大理石調のタイルデッキであれば場所を選ばず施工出来ます。
特にラグジュアリーで洋風な家と相性がいいです。
砂岩調のタイルデッキ
砂岩調のタイルデッキはマットでモダンな雰囲気を演出します。
タイルデッキは濡れると転倒しやすいですが砂岩調は滑りにくい特徴があります。
シンプルな色目の為どんなテイストの家とも相性がいいです。
木目調のタイルデッキ
木目調のタイルデッキは温かでカジュアルな雰囲気を演出します。
火に弱いウッドデッキの上ではBBQは出来ませんが、タイルデッキは熱や火に強い為BBQをしても火が付いたり変形したりする事がありません。
ウッドテイストな家と相性がいいです。
○タイルだけじゃない!敷石の種類
レンガ
お庭の敷石テラスや小道など、敷き方は様々、種類も豊富です!
・ビンテージレンガ
建物や壁といった種類に使われていた中古レンガで輸入品になります。
角が丸くなっていたり、色が一つずつ違い味があります。
経年劣化した雰囲気に仕上がるのが魅力です。
・インターロッキング
レンガ敷石の種類の一つです。
目地を取らないので、スッキリした仕上がりになります。
縁取りを作ってから、内側にレンガをピッタリと並べます。
最後に粒の細かい砂を撒く事で固定します。
公共の歩道などにも使われる方法です。
乱形石
天然石を使用した美しい敷石です。
主にアプローチや庭のアクセントとして使用される事が多いです。
敷石の種類の中でも質感、色味も多数ありナチュラル感を楽しめます。
角型
天然石を直線的にカットした敷石です。
四角形から、六角形型、ひし形、種類もカラーバリエーションも豊富です。
円形の敷石
・サークルストーン
組合わせる事で円形に表現する事が出来る敷石です。
天然石とコンクリート製の物から選べて、お庭やガーデニングのアクセントとして楽しむ事が出来ます。
天然石の石畳
天然石の種類の敷石で、南欧風な雰囲気に仕上げる事が出来ます。
一つ一つの石の大きさや色合いが異なり柔らかい印象になります。
御影石
日本庭園などでおなじみの御影石の敷石です。
一つ一つに重厚感がありどんな演出にもマッチします。
玉石
日本家屋の玄関によく使用されています。
凸凹のある石が見せる陰影が美しいです。
溝に汚れが溜まりやすいのでまめなお掃除が必要です。
いかがでしょうか?
タイルデッキはメンテナンスが少なく使い勝手が良いメリットがある反面
熱くなりやすいなどのデメリットがある事をお話しさせて頂きました。
またタイルだけではなく、様々な種類の敷石についてもご紹介させて頂きました。
タイルデッキのご検討をなさっていらっしゃる方のご参考にしていただければ幸いです。
松戸市にある設計事務所・テンダーハウスでは、お客様のご希望に沿って
住みやすく使い勝手の良い住宅づくりのお手伝いを自社一貫性でお手伝いさせて頂きます。
新築住宅の他、店舗のリフォーム・リノベーション工事も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。